韓国ドラマ『君の声が聞こえる』あらすじ・感想｜動画配信まとめ

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この記事では、韓国ドラマ『君の声が聞こえる』のあらすじや見どころ、キャスト、全話観られるおすすめの動画配信サービスをまとめて紹介します。

幼いころ父親を殺されて「人の心が読める」ようになった青年と、その事件の目撃者である女性弁護士が、10年ぶりに再会。出所してきた殺人犯の復讐を恐れながらも立ち向かっていくラブロマンス＋サスペンスドラマです。

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韓国ドラマ『君の声が聞こえる』あらすじ・感想
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韓国ドラマ『君の声が聞こえる』あらすじ・感想

君の声が聞こえる　DVD-BOX1/ＤＶＤ/NSDX-19967

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『君の声が聞こえる』のスタッフ・キャスト

【演出】チョ・スウォン
【脚本】パク・へリョン
【出演】
イ・ボヨン（チャン・へソン：国選弁護士）
イ・ジョンソク（パク・スハ：人の心が読める青年）
ユン・サンヒョン（チャ・グァヌ：ヘソンの同僚弁護士）
イ・ダヒ（ソ・ドヨン：検事）
キム・へスク（オ・チュンシム：ヘソンの母）
チョン・ウンイン（ミン・ジュングク：スハの父を殺した犯人）
ユン・ジュサン（シン・サンドク：ヘソンの上司）

【製作年】2013年

『君の声が聞こえる』のあらすじ

幼いころ交通事故に見せかけて父親を殺されたことをきっかけに、人の目を見ると心を読むことができる高校生のスハ。父を殺した犯人、ミン・ジュングクの裁判で、勇気ある証言をしてくれた目撃者の少女チャン・ヘソンの行方を探していた。

一方、ヘソンは、やる気も稼ぎもないしがない弁護士になっていた。ヘソンは、安定した収入を求め国選弁護人の試験を受ける。面接官に印象を残そうと高校を中退した経緯を語ったヘソン。ヘソンは、高校のとき、母親が家政婦として働く家の娘、ソ・ドヨンの目に花火を当てた疑いをかけられてしまう。ドヨンがヘソンがやったと嘘をついたため、ヘソンと母親はソ家を追い出され、ヘソンも高校を退学することになったのだった。

こうして、国選弁護士として採用されたヘソンは、スハの同級生ソンビンの事件を担当することに。ソンビンがイジメていたクラスメイトが窓から転落した事故で、ソンビンが突き落としたのではないかと殺人未遂の容疑をかけられていた。スハは、やっとヘソンの行方を突き止め再会を喜ぶが、ソンビンの無罪を信じずに取り合ってくれなヘソンに失望する。しかもヘソンはスハのことを覚えていなかったのだ。

続きを読む（結末のネタバレなし）

ヘソンは、事件の担当検事があのドヨンだと知り、ソンビンの無罪を証明しようと躍起になるが、ソンビンから受けたいじめの仕返しのため、被害者の少女が偽証してしまい窮地に立たされる。同僚のチャ弁護士の力も借りて証拠を探すため高校に忍び込むヘソン。そこでヘソン達は事件の鍵となる重要な証拠を見つけ、ソンビンの無罪を晴らすことができた。

そんな時、ヘソンに不審なメールが届くようになる。父親を殺したミン・ジュングクが出所したと知ったスハは、ジュングクに仕業ではないかと考えた。そしてスハは、奉仕活動をするジュングクに接触する。ジュングクは、スハの心を読む能力を利用して声には出さずに、スハに「ヘソンに復讐する」と伝える。怒ったスハがジュングクに殴りかかり、スハは警察に捕まってしまう。

スハの保証人として彼を迎えにいったヘソン。ようやくスハが10年前のあの少年だと思い出す。警察は、スハとは弟同然の仲で同居していると嘘をついてしまったヘソン。警察に信じてもらうためにしばらく二人は同居することに。ミン・ジュングクにヘソンが襲われる恐れもあったので、スハはヘソンを守るために傍にいることにした。

ヘソンに簡単に近付けなくなってしまったジュングクは、ヘソンの母親に接近しようとしていた。

そうとは知らないヘソンは、古新聞を集めて生計を立てている老人を懸命に弁護するチャ弁護士を助けたいと思い、スハに協力してもらう。無事、老人の裁判が終わると、ヘソンはチャ弁護士から告白される。ヘソンも彼に惹かれていることに気が付く。そんな二人を目撃してしまいショックを受けるスハ。

そんなとき、ヘソンの母が営む飲食店に従業員として入り込んでいたジュングクが、ついに残忍な犯行に及ぶ。ヘソンの母を殺害し、店に火を放ったのだ。放火殺人の容疑で逮捕されたジュングクは、容疑を認めず弁護人としてチャ弁護士を指名する。

チャ弁護士は、ヘソンへの想いと弁護士としての使命に苦悩しながらも、ジュングクを懸命に弁護する。ジュングクの嘘を見抜けなったチャ弁護士は、彼の言葉を信じ無罪を信じていた。一方、スハは、ヘソンを水族館に誘いキスをして別れを告げるとヘソンの前から姿を消した。

判決の日、ジュングクは証拠不十分で無罪となり釈放されてしまう。
ジュングクの釈放を待っていたスハは、ナイフをしのばせ彼の元へと向かうー。

『君の声が聞こえる』感想：人を憎むことで人生を無駄にしてはいけない

身内の死、復讐、記憶喪失、殺人事件……、とにかくドラマが盛りだくさんです。「人の心が読める」という超能力も出てきて、その能力に頼る場面もあるものの、しっかりとした法廷ドラマでありサスペンスでした。

ラブストーリーとしても、子犬っぽい可愛さと、ここぞっという時の男らしさという年下彼氏の魅力をイ・ジョンソクが完璧に演じてくれていました！年上の女性から見たらキュンキュンしてしまうシーンも多いはず。

10年前の事件が登場人物のそれぞれに少なからず影響を与えて、現在の彼らの生き方に繋がってきているのが最後にすべてわかります。印象的だったのは、ヘソンが証言をした10年前のジュングクの裁判で、一緒に事件を目撃していたのに証言をせずに逃げてしまったドヨン。彼女もまたそのことがきっかけで、検察官となり彼女なりの後悔と正義の想いを持って生きていること。また、後半で彼女自身が重要な鍵となる事件が起きた回では、ドヨンとヘソンは犬猿の仲でありライバルですが、友情ともいえる関係にも泣かされました。

一番印象深いのは、このドラマのテーマでもあり、見どころでもあるヘソンの母の言葉です。

『目には目を。歯には歯を。そんな生き方は世の中を駄目にする。人を憎むことで人生を無駄にしてはいけない』（オ・チュンシム）

ヘソンの母が最期に残した言葉です。何度も何度もミン・ジュングクを殺してやりたいと思うスハですが、彼を殺人者にしないために、ヘソンが彼にも同じ言葉をかけています。

一方でこのドラマの悪役であるミン・ジュングクもただのサイコパスとして描かれるのではなく、最後には彼の背負っているものや背景が描かれたのがよかったなと思いました。

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