映画「銀魂2」笑いっぱなしで大正解

映画「銀魂2」笑いっぱなしで大正解

映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」

映画「銀魂2」見てきました!

作品情報

原作は、「週刊少年ジャンプ」に2003年から連載されている同名の人気コミック。2017年の実写邦画第一位となった「銀魂」の続編。原作の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」をミックスしたストーリーが展開される。

あらすじ

時は幕末、「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人の襲来を受け、幕府は開国を余儀なくされた。天人によって文明が発達した江戸のかぶき町で、便利屋「万事屋銀ちゃん」を営む、坂田銀時。普段は無気力でだらしなく適当だが、かつては「白夜叉」と恐れられた豪剣の攘夷志士。仕事の依頼がなく家賃を滞納するほどの金欠のため、仕方なく、万事屋のメンバー、新八、神楽と共にキャバクラや床屋でバイトを始めるが、行く先々で、将軍・徳川茂茂に出くわしてしまい、接待をする羽目になる。その頃、真選組では、内部分裂が起きて、局長・近藤勲の命が狙われ、一方、鬼の副長と恐れられる土方も謎のチップが埋め込められ、ヘタレオタク人格に乗っ取られてしまう。そして、その裏で鬼兵隊を率いる高杉は将軍の暗殺を企てていた―。

スタッフ・キャスト

監督・脚本 福田雄一
原作 空知英秋
出演者 小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、堤真一、堂本剛

主題歌 back number「大不正解」

原作も読んでないし、2017年の第一弾公開時には、全く興味がない作品でした。こういう世界観の漫画原作の実写版ってハズレが多いよなあ。キャストは豪華だけど、予告編を見ても小栗旬さんを初めキャストの方のコスプレ感半端ないし…..って思ってました。

そんな私が、何故、興味を惹かれたのかと言うと、back number です。最近は、切ないラブソングのヒット曲が多いですが、back numberの楽曲は、クスっとしてしまうものもあれば、綺麗でカッコいい言葉だけじゃなくて、泥臭いけど本質をついた歌詞が、とても心に響きます。もちろん、曲もいいです。そう、back number好きなんです。

back number 大不正解予告映像とともに流れる、主題歌、back numbergの「大不正解」。映画のために書き下ろした楽曲だそうです。切ないラブストーリーの主題歌のイメージが強いback numberですが、今回は、「熱い友情」をテーマにされたそうで、とても熱量のある楽曲です。
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back number の大不正解スペシャルサイトにボーカルの清水依与吏さんのインタビューが載っています。

――「僕等は完全無欠じゃ無い」から始まる歌詞も強烈でした。

清水 映画サイドからは「熱い友情をテーマにしてください」という話があったんですが、じつはいちばん避けてきたテーマなんですよ。友情を描いた漫画や映画は好きなんだけど、「もしかしたら自分のなかで友情という感覚が欠落しているのかも?」と思うくらい(笑)、よくわからないんですよね。メンバーやスタッフもそうですけど、ずっと一緒にいれば情が移って、大事にしたいなとは思ってますけどね、もちろん。地元に帰ったときに会うヤツらは友達なんだろうけど、仕事の話というか「今こういうことをやっていて、今後はこうしていきたい」みたいな話が中心なんですよ。それが自分にとっての友情なのかもな、と。
「銀魂」もそうだと思うんです。登場人物たちの関係は戦友に限りなく近いし、目的だったり、守るべきものを共有することでつながっていて。そのあたりを意識しながら歌詞を書いてましたね。

「大不正解」スペシャルサイトより

『僕らは完全無欠じゃない』という出だしの歌詞が、もう頭から離れず、YouTubeで予告編を見たりしているうちに、Amazon Primeで、「銀魂」の配信が始まりました。もう見るしかない。夜中に一人で見て、お腹抱えて笑いました。コスプレ上等!って言わんばかりのキャストの皆さまが、それ以上の熱量でキャラを演じている。興味ないなんて言ってごめんなさい。

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No Talking! 上映中はお静かに?

その勢いで、映画館へ。「銀魂2」見てきました。『No Talking! 上映中はお静かに』上映前に必ず流れるマナーCM。いや、ごめんなさい。「カメラを止めるな」に続いて、声出して笑いました。とにかく、頭空っぽにして笑っていい映画だと思います。

やれ、ストーリーがとか、セリフがとか、構成がとか言い出すとキリがないですが、主役級の俳優達が、揃いも揃って、とにかく面白いことしようとしてる。ムロツヨシさんや佐藤二朗さん、福田組常連の俳優さんは、もうズルいです。キャバクラでの佐藤二朗劇場が、ツボにハマりました。たまたま英語字幕が付く映画館で観たのですが、佐藤二朗さんのセリフ(絶対アドリブ)を翻訳された方、大変だっただろうなあ(笑)。英語で見てる方はどんな印象だったんでしょうね。ちらほらと外国人と思われる方もいました。

さて、佐藤さんと対照的なのが、将軍役の勝地涼さん。セリフは少ないですし、表情も全く変わらないけど、とにかく身体を張ってます。見ていただければわかります。実写映画に関して言えば、銀魂は、ギャグの面白さというか、コントですね。凄く完成度の高いコントを観た感じです。しかも、『イケメンの無駄遣い』というキャッチコピー通り、イケメンが本気でコントをやってます。

後半は、アクションシーンが続きます。もともと2次元の漫画キャラ。現実にそんな格好で歩いている人は、コスプレしてるコミケ参加者くらいしかいないんだから、違和感を感じるのは当たり前。でも、段々とその違和感が無くなってくるのが、福田ワールドなのか、不思議ですね。独特な髪型や服装が気にならなくなった頃には、ストーリーとアクションシーンに惹き込まれるという具合です。もはや、前半で大笑いした佐藤二朗劇場が別の映画のよう….。

吉沢亮さん演じる沖田総悟の眼光の鋭さや列車の中での立ち回りも、三浦春馬さんの演じる影のある伊東鴨太郎(一瞬GACKT?って思った!)も、凄くカッコいい。そして、土方役の柳楽優弥さん。ヘタレオタクと鬼の副長のギャップを、見事に振り切って演じられていました。そして、河上万斉役の窪田正孝さんも凄くカッコいい。弾きもしない三味線背負ってるのに、格好いい(笑)。すっかり主役の万事屋メンバー達を喰う勢い。

ただ、そのアクションシーン、見所を詰め込み過ぎてた気がします。別の場所で繰り広げられるアクションシーンに、それぞれの山場が何度もやってきて、ちょっとくどかったかな。その分、伊東(三浦春馬)の本当の想いやそこにいたる生い立ちが、伊東の一人語りというか回想で終わってしまっているのが残念でした。そこは、近藤や土方、真選組隊員との絡みで見たいシーンだったなと思います。

でも、最後のエンドロールまで気を抜かずに笑わせてくれました。ネバネバネバネバネバネバ。あのパロディは、若い世代には分かるのかな?とにかく、冒頭の菅田将暉イジリのトーク、岡田将生さんの使い方、最後のエンドロールのパロディ。最初から最後まで面白かったです。笑って元気になれるエンターテイメント映画でした。