映画「クローズド・ノート」純粋な恋とほんのちょっとミステリー

映画「クローズド・ノート」純粋な恋とほんのちょっとミステリー

作品紹介

ミステリー作家、雫井脩介の同名の恋愛小説を、沢尻エリカ主演で行定勲監督が映画化。竹内結子や伊勢谷友介など豪華キャストとの共演も見所です。

キャスト・スタッフ

【監督】行定勲
【原作】雫井脩介
【脚本】吉田智子、伊藤ちひろ、行定勲
【出演者】
沢尻エリカ(堀井香恵)、伊勢谷友介(石飛リュウ)、黄川田将也(夏目涼)、サエコ(池内ハナ)、山口愛(水原君代)、
田中哲司(鹿島)、板谷由夏(鹿島)、粟田麗(君代の母)、石橋蓮司(中沢正道)、篠井英介(瀬川先生)、中村嘉葎雄(喜一郎所長)、永作博美(可奈子)、竹内結子(真野伊吹)
【制作年】2007
【動画配信】U-NEXT/ dTV /【TSUTAYA DISACS/TTV】
※本作品の配信情報は2018年10月22日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各ホームページもしくはアプリをご確認ください。

あらすじ

小学校の教師を目指す女子大生の香恵(沢尻エリカ)は、引っ越したアパートで、前の住人が忘れていった1冊のノートを見つける。小学校の教師をする伊吹(竹内結子)という女性の日記だった。そこには、ひたむきに生徒達と向き合う毎日や、「隆(たかし)」という男性への思いが綴られていた。日記を読み進めるうちに、伊吹への憧れと共感を抱いていく香恵。

ある日、香恵のバイト先である万年筆屋にやってきた、イラストレーターの石飛リュウ(伊勢谷友介)と出逢う。徐々にリュウに惹かれていく香恵。日記に綴られた伊吹の隆へ思いに励まされながら、香恵のリュウへの思いも強くなっていく。しかし、そこには驚く事実が隠されていたー。

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原作

『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞、2005年に『犯人に告ぐ』で第7回大薮春彦賞を受賞したミステリー作家、雫井脩介の同名の恋愛小説。

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Toko point見どころ・感想

日記に綴られた過去の伊吹の恋と、現在の香恵の恋。二つの物語

早い段階で展開が読めてしまった方も多いのではないでしょうか。原作の方が、もう少しミステリー要素が濃いように思いますが、映画の方では、香恵の片思いの恋の方が濃く描かれていると思います。1冊のノートで繋がる偶然の出会い。あり得ないような偶然を、あったら素敵と思わせる。そして、展開が読めてしまっても、美しい映像と素敵な街並みを舞台に恋心が膨らんでいく様子がとても素敵な作品です。

思い入れのあるシーンはきっとたくさんある

本作で香恵を演じた沢尻エリカさん。当時は、初日舞台挨拶での、「別に」発言と不機嫌な態度の方が、ワイドショーや週刊誌で取りだたされてしまっていました。事の真相は知る由もありません。でも本作では、沢尻さんは、当時二十歳くらいだと思いますが、その透明感と可愛さが溢れた作品になっています。多少、強引かなと思われた物語の展開も、彼女が演じた若々しくひたむきさを感じさせる純粋な香恵の姿に、惹き込まれていきました。伊勢谷友介さん演じるリュウが、香恵のアパートを見上げるシーンや、香恵とリュウが並んで座って小川を眺めるシーン、自転車に二人乗りをするシーン、何気ない日常の中でも恋をしていると見える景色がちょっと違う。そんな香恵の気持ちを映すよう綺麗な映像です。そして、伊勢谷友介さんの号泣シーンは、とても切なくなりました。

脇を固める永作博美さん、板谷由香さん、竹内結子さんというキャスティングも良く見どころです。永作さん演じる加奈子は、香恵の恋の本筋に大きく関わるだけではないのですが、要所で香恵の気持ちを受け止め整理をする役目を果たします。

このセリフがいい!

この絵の人、結構私に似てると思いますよ(香恵)

どの場面かとかはネタバレになってしまうので詳しくはかきませんが、リュウの個展である絵を見て、香恵が言うセリフです。その意味は顔とか雰囲気とかじゃないんだろうな。切ない気持ちと、前向きな強い気持ちと両方を表しているなと思いました。